広報上越の新たな題字デザイン決まる 考案者は金井遥南さん

新潟県上越市が昨年一般公募した「広報上越」の題字デザインがこのほど決定した。デザインを考案したのは市内のエム・コミュニケーションに勤務する金井遥南さんで、新デザインは2023年1月号から採用されている。

このほど決定した題字デザイン

「広報上越」はA4判全30ページ程度の広報紙で約7万6千部を市内全戸に配布しているほか、市ホームページに掲載している。題字デザインは読者が広報上越に親しみを持つことなどを目的に、昨年一般公募。14~78歳の32人から95点の応募があった。このうち市が選考した43作品で一般投票を実施し、最多得票となる247票を獲得した金井さんの作品が決まった。

新しい題字は桜、海、山、稲穂といった上越の四季を表現するイラストを配置。どの表紙にも合うよう、シンプルなイラストにした。また、じょうえつの「じ」の文字をスマイルに見立て、「つ」の文字は上越を優しく包むようなデザインにしたという。

2023年1月号から採用

金井さんは「市民の皆さんにこの題字を受け入れていただけるとうれしい。題字を見て明るい気持ちで毎回広報上越を読んでほしい」とコメントしている。

同市広報対話課は「一般市民の方に参加いただき、選んだデザイン。末永く親しんでほしい。幅広い年代の方から手にとっていただける広報にしたい」と話している。

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