1月は冬型強く大雪の可能性も 北陸地方3か月予報 ラニーニャ現象続く

新潟地方気象台は2022年11月22日、本県を含む北陸地方の12月から来年2月までの3か月予報を発表した。冬型の気圧配置が強く寒気の影響を受けやすいため、降雪量は平年並みか多い見込み。特に1月は平年並みか多くなる可能性がある。

日本付近に寒気をもたらし大雪の原因とされる「ラニーニャ現象」の発生が続き、今後も冬の半ばにかけて続く可能性が80%と高くなっている。今冬は1月を中心に冬型となりやすく、北極からの強い寒気が入ると大雪となる可能性があるとして、同気象台では早めの冬の備えと最新の気象情報に留意するよう呼び掛けている。

記録的な大雪に見舞われた2021年1月9日の上越市本町2の雁木通り

月別の予報は次の通り。

  • 【12月】平年と同様に曇りや雨または雪の日が多い。気温、降水量はほぼ平年並み。
  • 【1月】冬型の気圧配置が強いため、平年に比べ曇りや雪または雨の日が多い。気温は平年並みか低く、降水量は平年並みか多い。
  • 【2月】平年と同様に曇りや雪または雨の日が多いでしょう。気温、降水量はほぼ平年並み。