“幻の泡盛”と発酵料理を楽しむ 上越のデュオ・セレッソで11月にイベント

「発酵のまち上越」の新名物料理を目指した「さかきん発酵鍋」を楽しむ第2弾イベント、「幻の泡盛と発酵料理を楽しむ饗宴」が、2022年11月17日、新潟県上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれる。現在参加申し込みを受け付けている。

イベントは「発酵学の父」と称される同市出身の坂口謹一郎博士の誕生日に合わせて開催。第2弾の今回は、上越産の酒粕を入れたみそベーススープに発酵食品や野菜、魚介類などを入れた「さかきん発酵鍋」の同館オリジナル鍋と、沖縄の幻の泡盛といわれる「御酒(うさき)」を楽しむ。

御酒は、「酒博士」とも称された坂口博士が愛したといわれる泡盛の一つ。第二次世界大戦の沖縄戦で各酒造所の黒麹菌はすべて焼失してしまったが、坂口博士が戦前、研究のために沖縄の酒蔵で収集した黒麹菌が東京大学に保管されていることが分かり、その後、御酒の“奇跡の復活”につながったという。

“幻の泡盛”といわれる「御酒(うさき)」

当日は、沖縄県酒造組合会長で、御酒を醸造する「瑞泉酒造」(沖縄県那覇市)代表の佐久本学氏もゲスト参加。「幻の泡盛と坂口謹一郎」と題したWEB講演(約15分)を行う。奇跡の復活劇のエピソードが聞けるまたとない機会となる。

イベントは午後6時30分〜8時30分。完全予約制で、定員は100人。

さかきん発酵鍋(1人分)、発酵料理数品、フリードリンク(御酒は除く)、お楽しみ抽選会が付き、料金は8000円(前日、当日の予約取り消しはキャンセル料100%)。

9月に開催された「楽しむ会」イベント第1弾ではチケットが即完売するなど、「さかきん発酵鍋」が注目を集めている。主催の上越発酵鍋開発普及実行委員会では、「発酵鍋とお酒を通して、発酵のまち、上越の魅力を学んでいただけたら。楽しいひとときをお過ごしください」と話している。

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問い合わせはデュオ・セレッソ 0120-26-4000