上越市は次期副市長に八木智学理事（58）を充てる方針を固めた。2010年10月から12年間、副市長を務め今月いっぱいで任期満了となる野口和広副市長（71）の後任となる。市は関連議案を開会中の市議会9月定例会に提案する。
八木氏は法政大法学部卒、1987年入庁。高齢者支援課長、市民安全課長、健康福祉部長、総務管理部長などを歴任し、昨年4月から事務方トップの理事を務めている。
同市の副市長の定数は2人で、今年4月に産業観光交流部長だった小田基史氏（54）が就任している。
中川幹太市長は公約の副市長4人制実現を目指しているが、昨年12月の市議会では条例改正案が否決されている。市は再度市議会12月定例会に提案する方針を示している。
