ゴムボートのエンジンかからず救助要請 長野県の釣り人2人けがなし

上越海上保安署によると2022年8月24日午前10時54分、新潟県上越市の直江津港内で、知人とゴムボートに乗って釣りをしていた長野県長野市の会社員男性(26)から、「エンジンが掛からず動けない」という118番通報があった。救助に向かった同署所属の小型船が直江津港漁港区までえい航し同11時53分、救助された。男性と、同乗していた長野県安曇野市のアルバイト女性(32)にけがはなかった。

2人は午前7時30分頃、黒井浜の海岸から出航し、約900m沖合で釣りをしていた。場所を変えようとしたところ、エンジンが掛からなくなり救助を要請した。故障原因は不明。

同署によると、今年の同署管内の船舶海難は9件目となり、このうちエンジンの故障関連は3件。同署では「日頃の点検をしっかりして楽しんでほしい」と注意を呼び掛けている。

2人が乗っていたゴムボート(上越海上保安署提供)

2人が乗っていたのは長さ3m、幅1.43mのゴムボートで、船外機は2馬力。当時の天候は曇り、北の風2m、風浪うねりはなく、視程良好だった。

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