新潟県上越市を第2のホームとしている女子ソフトボールチーム「太陽誘電ソルフィーユ」が2022年7月18〜23日、初めて同市で強化合宿を行っている。練習風景は誰でも見学することができる。
群馬県高崎市を本拠地とする同チームは、女子ソフトの新リーグ「JDリーグ」が今年から開幕したのに合わせ、上越市頸城区に太陽誘電の生産拠点を構える縁から、同市を第2のホームに設定。5月には高田城址公園野球場でホームゲームとしてリーグ公式戦を誘致した。
合宿は例年北海道で行っていたが、今年はスケジュールなどが合わなかったため、初めて同市で実施。選手18人を含む27人が参加した。
初日の18日は頸城区のくびき球場でゲーム形式の練習などを行い、19日は雨天のため、下荒浜のスポーツハウスはまぐみで屋内練習を実施。さまざまな場面を想定し、選手自ら課題を持ちながら内野の連携練習などを行った。
チームは今シーズン、リーグ前半の11節を終え、東地区8チーム中4位につけている。ポストシーズンには、東西各地区の3位以上と、4位チームのうち勝率の高い方が進出できるため、9月から始まる後半戦では負けられない試合が続く。
山路典子監督は「うちは全員日本人選手でやっていて、走攻守全てで平均を上回る戦い方をしないと勝負にならないので、全て強化したい。試合会場は毎回変わるので、対応力を付けるためにも、普段と違う環境で合宿することは大きい」と話していた。
練習は各日午前9時から午後5時まで行い、スタンドやフェンスの外から見学することができる。場所は20〜22日が高田城址公園野球場(本城町)、23日はびょうぶ谷野球場(居多)。雨天の場合はいずれの日もスポーツハウスはまぐみで実施する。
問い合わせは同市教育委員会スポーツ推進課 025-545-9246(平日午前8時30分〜午後5時15分)。