上越市の川合徹人さん「NHKのど自慢チャンピオン大会」出場 5月4日生放送

NHKの人気長寿番組「NHKのど自慢」でチャンピオンとなった人の中から“グランドチャンピオン”を決める「チャンピオン大会2022」に、新潟県上越市東雲町2の元体育教員、川合徹人さん(61)が出場する。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となる同大会は、2022年5月4日午後5時からNHK総合で生放送される。

「NHKのど自慢チャンピオン大会2022」(NHKホームページより)左下が川合さん

チャンピオン大会の出場者は、全国各地で開催されたのど自慢で「今週のチャンピオン」に選ばれた人の中からNHKによるVTR審査で決まる。同大会はコロナ禍で2019、2020年度は中止となり、今回は2020、2021年度のチャンピオン約30組の中から10組が出場する。

「寄り道ライブ」など上越市内で音楽活動に取り組む川合さんは、2021年6月6日、同市の上越文化会館で公開生放送されたのど自慢に出場し、気持ちを込めた熱唱で見事チャンピオンに輝いた。川合さんによると、チャンピオン大会出場は昨年末に連絡があり、当初は3月に開催予定だったがコロナ禍で一旦中止に。その後これまでのNHKホールではなく、スタジオからの生放送で5月4日の開催が決まった。

上越市での「のど自慢」で熱唱する川合さん

大会ではチャンピオンとなった時と同じ、さだまさしの「奇跡〜大きな愛のように〜」を歌う。NHKからは本番用の伴奏CDや楽譜などが送られ、川合さんは自宅の音楽部屋や寄り道ライブの前後に練習を重ねてきたという。

川合さんは「(上越での)のど自慢は教員生活が終わったばかりだったので、教え子や先生方へ向けたイメージで歌った。今回は上越の予選会から出場した人の分まで、聞いてくださる方に向けて、苦しい時でもみんなが見守っているという励ましの気持ちを込めて歌いたい」と意気込む。

「本当にこの舞台に立たせていただけるだけで感謝の一言。放送は好評だった朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の総集編の後なので、上越の皆さんにも応援してもらえたら」と話していた。

NHKのど自慢ホームページ