春耕告げる妙高の雪形「跳ね馬」 上越市の高田城址公園からもはっきり

新潟県上越地方に春耕を告げる雪形「跳ね馬」が、妙高市の妙高山(2454m)の外輪山、神奈山(1909m)に現れている。2022年4月17日、「第97回高田城址公園観桜会」の最終日を迎えた上越市の高田城址公園からもはっきりとした姿が望めた。

高田城址公園西堀から望む「跳ね馬」(2022年4月17日撮影)

「跳ね馬」は、前脚を跳ね上げて南西方向へ駆け出そうとする躍動感あふれる姿が親しまれ、えちごトキめき鉄道の「妙高はねうまライン」など、地域のさまざまな呼称にも使われている。例年、4月中旬からゴールデンウイークにかけて見頃になる。

前脚を曲げ躍動的な姿の「跳ね馬」(同)

朝から青天に恵まれたこともあり、観桜会最終日となった高田城址公園には名残を惜しむ花見客が訪れていて、西堀から跳ね馬の雄姿を眺めたり、写真を撮ったりする姿が見られた。