フードやクラフト楽しめるイベント24日まで 五智国分寺で「五智おさんぽ縁日」

新潟県上越市五智3の五智国分寺で2022年4月23、24の両日、「フード&クラフト 五智おさんぽ縁日」が開かれている。参道にはフードのキッチンカーをはじめ、ハンドメイドアクセサリーや布小物などの雑貨販売といったブースが並ぶほか、音楽ステージ、会場周辺では見頃を迎えている八重桜など自然散策も楽しめる。24日は午前9時から午後4時まで。

参道には約30のブースが並んでいる

「八重桜が咲く五智公園や国府など、周辺地域を散策してもらいたい」と五智おさんぽ縁日実行委員会が企画した。今回は2日間で30を超えるブースが出店しており、初日の23日は時折雨も降ったが朝から家族連れらでにぎわった。

子どもたちが行列を作ったのはボトルに入ったポップでカラフルな菓子の量り売り「funny boo」。グミやラムネ、ガムなどを袋に詰めて楽しめ、1g5円で販売している。

量り売りコーナーは子供たちが夢中になった

手作りのつるかごなどを販売している「つるあそび」は女性たちが立ち止まり、自然素材で丁寧に作られたバッグなどをじっくりと選んでいた。

女性に人気のつるかご販売

今人気の多肉植物を販売する「多肉のプックりん」は販売のほか、ワークショップを実施。30、40分でミニサイズの多肉植物の寄植えを体験できる。体験していた女子中学生は「ぷくぷくしていてかわいい。完成したら自分の部屋に飾ります」と笑顔を見せた。

多肉植物の寄植えワークショップ

特設ステージも設けられ、篠笛や太鼓演奏なども行われている。24日は午前11時から午後4時まで様々なステージが展開される。午後1時から同2時は和太鼓タイムで、和太鼓奏者の久保田大地さんが独演するほか、無料の即興太鼓教室も予定されている。

会場では音楽ステージも展開

初日午前に小学1年の息子や友人らと訪れた上越市の40歳女性は「のんびりとした感じがとても良い。子供たちはお菓子の量り売りや自然の中での秘密基地づくりを楽しんでいます」と話していた。

会場駐車場は混雑するため、会場からほど近い居多神社前にある駐車場を利用するよう呼び掛けている。24日は26のブースが並ぶ。同日のみの出店となる水引細工やレジンなどのアクセサリー、ねこ雑貨、くるみボタンを使ったワークショップなども出店予定。