妙高市でも高額介護サービス費の支給不足 2世帯2人に4081円

新潟県妙高市は2022年6月9日、介護保険の「高額介護サービス費」算定に誤りがあり、2世帯2人に支給不足があったと発表した。対象期間は2019年12月から21年11月までの利用分で、不足額は4081円。

介護保険では、介護サービスの1か月の自己負担額の合計額が一定の上限額を超えた場合、超過分を支給する高額介護サービス費がある。市によると同費を算定する際、システムの仕様からミスが発生した。昨年12月の国からの確認依頼で同市が調査したところ判明。同様の支給不足は全国の自治体でも相次いで発生しており、今月6日には上越市が15人への支給額18万9595円が不足していたと発表している。

妙高市は対象者に対し、職員が直接訪問し、説明と謝罪する。算定誤りを解消するため、早急にシステム改修を行い、再発防止に努めるとしている。不足分は7月中に追加支給されるという。

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