大雨で土砂崩れ 車巻き込まれる 上越市内各地で道路が冠水 災害警戒本部設置

大雨により2016年7月26日午後7時半前、新潟県上越市居多の県道で土砂崩れが起き、軽自動車1台が巻き込まれた。市内では各地で道路が冠水している。上越市は災害警戒本部を設置し、避難所には一時17人が避難した。

土砂崩れに車巻き込まれる

上越警察署によると、居多で県道が崩れ、崩れた道路を走行していた軽自動車が海岸側に転落した。海岸側の市道は長さ約50mに渡り、高さ1〜1.5mの土砂に埋まった。軽自動車には男性1人が乗っていたが、消防により約1時間後に救出された。男性にけがはなかった。

道路が写真右の海岸側に崩れ落ちた居多の現場(7月26日夜撮影)
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転落した車(7月27日午前撮影)
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また、五智5の海岸近くの道も土砂崩れで埋まった=写真=。

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市内各所で道路が冠水

市内では、春日山や御殿山、大貫、中門前、木田、新光町、西本町、五智、中田原などで道路が冠水している。

木田の市役所前交差点の交通規制
市役所前交差点通行止め21時15分頃

避難所2か所に14人

上越市は午後8時38分に災害警戒本部を設置した。同本部によると、総合体育館と高志小学校などの避難所に一時17人が避難したが、午後10時40分までに全員帰宅した。けが人の情報はないという。

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