グッズ開発など商用利用も無料 日本郵便の父 前島密 生誕180年記念ロゴ

今年は上越市下池部出身で近代郵便制度の創設などに大きく尽力し「日本郵便の父」と称される前島密(1835年-1919年)生誕180周年の年。前島密の顕彰活動をしている市内の複数の団体で作る180周年祭実行委員会がこのほど、イメージキャラクター「ひそかさん」を使った生誕180周年記念ロゴマークを作った。ロゴは申請すれば無料で利用でき、実行委では「商品やグッズなどを自由に開発して前島密をピーアールしてほしい」と呼び掛けている。

前島密は明治維新後、日本の郵便制度の創設に貢献。このほか鉄道の建設や新聞刊行、陸運企業の立ち上げに関わった郷土出身の偉人。

上越市内では「前島密とふれあうふれあいはがきの会」、「日本一はがきを出すまち」を目指して活動している「ちりつも観光プロジェクト」、「前島記念池部郵趣会」、「郵便の里タラヨウの会」、「丸型ポスト研究会」といった団体のほか、前島密記念館、上越市、上越地区郵便局長会など複数の団体が顕彰活動をしている。これらの団体が180周年祭実行委員会を組織。年間を通じて各種顕彰事業を行うほか、ロゴマークを企業や市民グループに活用してもらうことで、前島密をピーアールしようと取り組む。

ロゴマークは複数の種類があり、チラシ、ポスター、名刺、情報誌などの印刷物、ポケットティッシュ、カレンダー、クリアファイル、うちわ、タオルなどのグッズなどに自由に活用できる。公式サイト (http://hisoka180.strikingly.com/) から申請できる。

問い合わせは同実行委員会事務局025-524-5733。

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