上越市と妙高市で7人感染 オミクロン株は県内で新たに23人

新潟県は2022年1月12日、上越市で6人、妙高市で1人の計7人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも重症、中等症ではない。

感染が公表されたのは上越市の10代男女4人、30代の福祉施設職員女性と会社役員男性、妙高市の40代女性会社員。妙高市の女性は県外感染者の濃厚接触者で県外移動歴がある。上越市の6人は県内感染者の濃厚接触者として検査し、陽性が判明した。県が行動歴などを調査している。

12日に公表された県内の新規感染者数は129人だった。

県は、新型コロナウイルス感染症患者の検体について県保健環境科学研究所でゲノム解析を行ったところ、オミクロン株が23例確認されたと発表した。いずれも県内在住で、発症時期が1月上旬の10代から60代までの男女。

また、県教育庁は県立直江津中等教育学校に通う男子生徒1人が感染したと発表した。行動歴などの調査は終了しており、保健所が学校内での感染拡大がないと判断したため、臨時休校はしない。