「他の潜伏者はいない」と判断 上越市板倉区での不審者捜索を終了

新潟県上越市板倉区で不審者が車を捨てて逃走していた事件で、上越警察署は2017年7月26日、窃盗の疑いで通常逮捕した3人の他には現場付近に潜伏している不審者はいないとみて、現場での捜索活動を終了した。同署は引き続き、現場から走り去ったもう1台の車の行方を追うと共に、3人が寺野郵便局での窃盗未遂、建造物侵入の事件と関わりがあるかを捜査している。

上越市板倉区で行われていた検問(2017年7月23日午前11時頃)
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同署によると、事件のあった7月23日から現場周辺で捜索や検問を続けていたが、7月26日に「捜査や捜索の結果、現場付近に潜伏している不審者はいないとみた」と判断して、現場での捜索活動を終了した。

今回の事件は7月23日早朝、上越市板倉区の寺野郵便局に何者かが侵入する窃盗未遂、建造物侵入があったもの。午前4時20分過ぎには、現場付近を走る2台の乗用車がパトカーを見て逃走。このうち1台が自損事故を起こし、複数人が車を捨てて走り去っていた。同署は事故現場付近の草むらなどに潜んでいた3人を窃盗の疑いで通常逮捕し、送検している。

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