ミニボートの男性2人を巡視艇が救助 強風のなか直江津港沖で釣り

2016年5月3日午後1時53分、新潟県上越市の直江津港で釣りをしていた男性2人が乗ったミニボートが風に流されて帰れなくなったと、118番通報があった。上越海上保安署の巡視艇なつぎりが出動し、同2時50分に男性2人を救助した。

同署によると、乗っていたのは長野県須坂市の会社員男性(30)と岐阜県中津川市の会社員男性(30)。2人は中学時代の友人で、連休を利用して釣りに来ていたという。同日午前7時、1馬力のエンジンを積んだ全長約3mのミニボートに乗って港内の沖合約1kmの場所で釣りを開始。午後1時頃から風が強くなり、沖防波堤方向に流されて戻れなくなったため、助けを求め通報した。2人は通報から約1時間後、巡視艇に救助された。

当時、同港付近では北西15mの風が吹き、高さ20cmの波が立っていた。ミニボートには徐々に海水が入り込み、2人の救助後に沈没した。

上越市には昨夜から強風注意報が発令されていた。

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