新潟県上越、妙高両市の四季折々の姿を写した2022年のカレンダー「Joetsu&Myoko Area」がこのほど完成し、両市内2か所で販売されている。上越市の広告代理業、エムエー・プランニングが制作し、代表の寺尾昭人さんが撮影した写真13点が掲載されている。
寺尾さんは上越、妙高への観光誘致、市内の桜スポットの紹介などを目的に桜風景を写したカレンダーを毎年制作しているが、今回は多くのリクエストの声に応える形で、両市の四季を紹介するカレンダーを制作した。
完成したのはA4中綴じの壁掛けタイプで、2021年12月スタートの全28ページ。今年1月の豪雪により、郷津海岸の砂浜一面に雪が積もった珍しい場面や、同市田園で撮影された雪原に映るはさ木と影、高田城址公園の夜桜やヒガンバナ、春日山神社の紅葉、牧区大月の棚田、中郷区岡沢の夜空、夏のたにはま海岸、妙高市の苗名滝で撮影し、月の光だけで現れる虹「ムーンボウ」、いもり池からみた冬の妙高山など四季折々、上越と妙高の美しい姿が掲載されている。
寺尾さんは「上越と、妙高の見ていただきたい所を盛り込めた。(カレンダーの)風景を見て、『ここに行きたい』と思ってもらえたら。コロナ禍で地元に帰省できない方にも喜んでいただけると思う」と話している。また、来春には毎年恒例のサクラを写したカレンダー「サクラ・花恋ダァ」も販売予定。
1部1100円。販売は上越市立歴史博物館ミュージアムショップ(上越市本城町)、道の駅あらいくびき野情報館(妙高市猪野山)の2か所。地方発送を希望する場合は寺尾さんに要相談。問い合わせは寺尾さん090-4057-6603。