ホーム > 2021/03

前島密だけだった1円切手に新デザイン 出身地上越市の関係者に衝撃!?

5か月前

1円切手に2021年4月から、日本郵便のキャラクター「ぽすくま」が加わる。約70年間、1円切手は「郵便の父」として知られる前島密の肖像が唯一の絵柄だったことから、前島の出身地、新潟県上越市の関係者には衝撃をもって受けとめられている。

ぽすくまの1円切手登場のきっかけは、昨年、朝日新聞と毎日新聞の読者投稿欄に掲載された投書。前島の切手について、「いかめしい顔つきが違和感」「かわいい絵はがきにあわない」といったもので、投書を目にした日本郵政の増田寬也社長が「違うデザインの切手の潜在的なニーズが高い」とグループ傘下の日本郵便に提案したという。これを受けて日本郵便は約70年ぶりの新切手投入に踏み切った。

ぽすくまと前島の1円切手(写真・日本郵便提供)
1

上越市には下池部の前島の生家跡に「郵便の父」の業績を伝える前島記念館があるほか、子供のころから社会科などで郷土の偉人として学んでおり、1円切手の前島をよく知っている。

同市で活動する「郷土の偉人前島密翁を顕彰する会」の堀井靖功会長(79)は、「(前島の肖像が)『いかめしい』と批判されたのは残念」とした上で、「日本郵便には新しい1円切手の発売をきっかけに、前島の功績を広く周知する機会となるような工夫をしてほしい」と話している。

クマのぬいぐるみの「郵便屋さん」ぽすくまの切手は4月14日に発売される。ぽすくまの切手は1億枚限定のため、前島が1円切手の座を完全に明け渡したわけではない。

▽前島記念館 https://www.postalmuseum.jp/guide/maeshima.html

前島密関連記事

https://www.joetsutj.com/articles/20027466 新潟県上越市下池部(旧下池部村)出身で、「日本郵便の父」として知られる前島密(1835〜1919年)の没後100年に合わせ、「郷土の偉人“前島密翁”を顕彰する会」(堀井靖功会長)が、記念誌「前島密 ふるさと上越との絆」を刊行した。上越の地で生まれ、日本の近代郵便制度構築の偉業を成…
https://www.joetsutj.com/articles/73452392 上越市下池部出身で近代郵便制度の創設などに大きく尽力し「日本郵便の父」と称される前島密(1835年─1919年)生誕180年のイメージキャラクター「ひそかさん」を活用したTシャツとハンドタオルがこのほど、発売された。イメージキャラクターひそかさんや生誕180周年記念ロゴマークは生…
https://www.joetsutj.com/articles/67947923 新潟県上越市下池部出身で近代郵便制度の創設などに大きく尽力し「日本郵便の父」と呼ばれている「前島密」の生誕180周年を記念したフレーム切手が2015年8月3日、新潟県、長野県の全郵便局と北海道から九州の一部郵便局で一斉発売される。日本郵便上越地区連絡会(西條英夫統括局長)が企画し…
https://www.joetsutj.com/articles/74082556 今年は上越市下池部出身で近代郵便制度の創設などに大きく尽力し「日本郵便の父」と称される前島密(1835年-1919年)生誕180周年の年。前島密の顕彰活動をしている市内の複数の団体で作る180周年祭実行委員会がこのほど、イメージキャラクター「ひそかさん」を使った生誕180周年記念…