小型無人機ドローンの操縦士と安全運行管理者の民間資格が得られる「新潟上越ドローンスクール」の開校式が2018年9月23日、新潟県上越市山屋敷町の上越自動車学校(山田知治社長)で行われた。
スクールは同自動車学校が運営し、ドローン講習は県内の自動車教習所では初めて。開校式には、地元選出の高鳥修一衆議院議員や県議、県、市の関係者、商工会議所、JA、土地改良区の代表など約60人が出席した。
式典で山田社長は、新しい交通システム、生活インフラとして急速に市場が拡大するドローンを取り巻く現状について説明。「『陸』の交通安全を長い間担ってきた自動車学校として『空』の安全教育に取り組む。多くの方にドローンの持つ将来性と利便性を身近に感じてもらいたい」とあいさつした。
テープカットの後、デモフライトが行われた。自動車学校の教習コースの上空を飛ぶドローンからの映像がモニターに映し出され、出席者はその鮮明さに感心していた。
同校は、「全国自動車学校ドローンコンソーシアム」と日本最大規模の民間ドローンライセンス管理団体「日本UAS産業振興協議会」に加入しており、座学と実技合計4日間の講習で、操縦技能と安全運航管理の民間資格が得られる。費用は24万円で、企業で受講する場合には国の人材開発支援助成金で2分の1の補助が活用できる場合がある。
▼新潟上越ドローンスクールのサイト https://joetsu-drone.com/