上越市内1日で過去最多の5人が感染

新潟県は2021年1月21日、上越市内で新たに5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同市では1日に5人の陽性判明はこれまでで最多となる。

感染が判明したのは同市在住の80代無職女性2人、60代会社員男性、50代パート職員の女性、30代会社員男性の計5人。全員が入院している。

80代女性は20日に陽性が判明した上越市社会福祉協議会板倉支所の50代女性職員の濃厚接触者。介護サービスの利用などはなく、女性職員との関係は不明だという。現在はせきの症状がある。

もう一人の80代無職女性と60代会社員男性、50代パート職員の女性、30代会社員男性は19日に陽性が判明し、同社協併設のデイサービスを利用する90代男性の同居家族。濃厚接触者として検査した結果、20日に4人の陽性が判明した。

80代女性は90代男性と同じデイサービスを利用している。60代男性とともに現在は無症状だという。50代女性、30代男性はせき症状があるという。県は行動歴や濃厚接触者を調査中。

コメリとしみず屋の従業員陽性

ホームセンターのコメリ(本社新潟市)は1月21日、同市板倉区のコメリハードアンドグリーン板倉店勤務の従業員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。発表によると19日に従業員と同居する家族の陽性が判明し、20日に検査をした結果、陽性が判明したという。

従業員は19日まで勤務していた。勤務中はマスクを着用していた。なお、保健所確認の結果、同店では客、他の従業員とも濃厚接触者はいないと判断されているという。20日に店内の消毒作業を実施し、21日から通常営業をしている。

また、上越市のスーパーのしみず屋は21日、しみず屋板倉店に勤務する従業員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表。21日を臨時休業とした。

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