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「高田の人々の恩情に感謝」 戊辰戦争150年で会津藩士の子孫らが金谷山に墓参

2か月前

戊辰戦争150年に合わせて、新潟県上越市の金谷山にある会津墓地に2018年10月11日、福島県会津若松市から会津藩士の子孫らが訪れた。雨の中、戊辰戦争に敗れ高田藩に預けられたまま死亡した会津藩士68人の墓に手を合わせた=写真=

会津墓参団

1869年(明治2年)、戊辰戦争に敗れた旧幕府軍の会津藩士1742人が新政府軍の榊原家高田藩に預かりの身となった。当時、高田藩は財政がひっ迫していたが、藩士が謹慎した寺々に炊事場や浴場などを設け、生活用品一式を用意し、医師も付けるなどして厚遇した。しかし、藩士らは戦場での傷病や厳冬の長旅で体を壊し、約1年の謹慎中に68人が死亡。高田の人々は死亡した藩士を手厚く葬り、現在は地元住民や「旧高田藩和親会」が墓地を管理し守り続けている。

上越市の金谷山にある会津墓地
会津墓地

会津墓地を墓参したのは、会津若松市の歴史研究会「会津史談会」(成田勝義会長)の会員ら26人で、墓に眠る会津藩士の子孫も参加した。節目の年にあたり、長岡市や小千谷市など、戊辰戦争における会津藩ゆかりの本県の地を巡る現地研修会として訪れた。同会の墓参は2年ぶり。

会員らは墓に花と線香を手向けた後、読経の中、順に焼香し手を合わせた。井上昌成副会長(83)は「高田の人々の恩情に感謝する」などと追悼文を読み上げ、「150回忌に墓参でき感無量。会津の先人の苦労を偲んでお参りをさせてもらった。上越の皆さんとは今後も仲良くしていきたい」と語った。

一行は12日は、会津藩士が謹慎していた寺町の寺院や戊辰戦争の特別展が開催されている市立歴史博物館を訪問し、帰路につく予定。

会津墓地

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