中郷区総合事務所の40代女性職員とごみ収集業者の60代男性が感染

県は2021年5月19日、上越市の60代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。上越市環境衛生公社(春日新田5)は、この男性が同社の従業員であると発表した。また上越市は同日、中郷区総合事務所に勤務する市外在住の40代女性職員の感染を発表した。2人はいずれも重症ではない。

市や同社によると、60代男性会社員は18日に感染が発表された同市の90代無職の女性の同居家族。この女性の濃厚接触者として18日にPCR検査を受け、陽性が判明した。現在はたんの症状がある。同社は市から旧上越市内のごみ収集業務を委託されており、男性はごみ収集業務を担当し、17日まで勤務していた。ごみ収集は、他の従業員で対応可能なことから、通常通り実施している。

市の女性職員は、陽性者の濃厚接触者として19日にPCR検査を受け、感染が判明した。女性は窓口対応を含めた一般事務を担当し、17日まで勤務していた。現在は無症状。市は19日午後から同区総合事務所の窓口業務を休止し、1階の執務室や共用部分の消毒を行った。明日20日から業務を再開するが、当面の間1階玄関入り口に臨時窓口を開設し、他の区や木田庁舎からの応援の職員が対応する。