航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」による展示飛行が2015年4月11日、高田城百万人観桜会が開かれている上越市の高田公園の上空で行われる。本番前日の10日、リハーサル飛行が行われた=写真=。
リハーサルは本番とほぼ同様の内容。小松基地(石川県)を飛び立った6機が、日本海側から高田公園上空にやって来て、傘型隊形の5機が5方向に散開する「サンライズ」、6機が旋回して六つの輪で桜の花を描く「サクラ」=写真=などの演目を披露。あいにくの曇り空だったが、同公園の桜は満開で、花見客から歓声が上がっていた。
ブルーインパルスの日高大作隊長は「歴史のある観桜会に呼んでもらい感謝している。11日の本番ではメンバー一丸となって今日以上の演技をしたい」と話した。
高田公園でのリハーサル飛行の動画
今回のイベントは、先月の北陸新幹線上越妙高駅開業記念として高田城百万人観桜会を主催する上越観光コンベンション協会や上越市などが誘致した。ブルーインパルスの展示飛行は上越市では初めて。
本番は4月11日午前11時から20分程度で、7種目を予定している。これに合わせて市は、公園南側にあるソフトボール球場と陸上競技場を開放する。天候によっては、中止や変更になる場合がある。