新潟県の上越市観光振興課によると、2014年2月22日に開催された「灯の回廊」の入り込み数は、4区合計で2万5370人だった。イベント開始以来、初めて2万人台に達した。過去最多で、これまでの最高だった昨年の1万9650人を5720人上回った。
地区別では、実施年数が長い順に「安塚キャンドルロード」に1万1600人、「大島雪ほたるロード」に8000人、「うらがわら雪あかりフェスタ」に2520人で、昨年と比べてそれぞれ850~1020人多かった。初実施の「まき深山のともしび」は2850人だった。オープニングセレモニーには500人が訪れた。
同課によると、天候が落ち着いたのに加え、牧区が新たに加わり「イベントの実施地域が広範囲になり、巡回する人が増えたようです」。
もとは各区独自で行っていた雪上イルミネーションを合同開催して4年目。2010年度の1万4730人から11年度は1万9560人まで増加し、前回12年度は1万9650人とほぼ横ばい。今回は初の2万人突破。
ろうそくを灯した沿道の累計延長は、当初予定の60kmを上回る約85kmとみられる。世界記録をめざしており、現在は実施地区ごとに集計を進めている。