新潟県上越市西本町4の上越市立水族博物館で県内ではこれまで捕獲例がない「ハナザメ」とみられるサメが展示されている。糸魚川市能生小泊沖で先月、刺し網漁船に捕獲されたもので、死んでいる。同館入り口近くの屋外に2013年11月4日まで展示される=写真=。
ハナザメはメジロザメ科のサメで、熱帯・温帯の沿岸域の水深30mほどの場所に生息し、体長は最大で全長3mほどとされる。今回展示されているハナザメは体長は約3m、体重95kgと大きい。
このサメは先月16日捕獲され、市内の鮮魚店を通じて同館に「通常見かけるサメとは違う」と問い合わせがあり、同館が調べたところ県内では捕獲例がないハナザメと推定されている。
3連休ということもあり、多く親子連れらが足をとめて迫力のある巨体に見入っていた。
展示は11月4日まで。時間は午前9時から午後5時。
↓上越市立水族博物館のページ
http://www.city.joetsu.niigata.jp/site/sea-museum/hanazame-kikangenteitenji.html