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上越市の昨年の児童虐待件数が過去最多に

6年前

新潟県上越市の昨年度(2012年度)の児童虐待は161件320人で3年連続過去最高を更新した。

虐待件数は近年右肩上がりで、前年と比較すると17世帯27人増加している。年齢別では3歳以下が78人、4歳~就学前が58人、小学生が134人、中学生が35人、高校生などが15人となっており、小学生と乳幼児が大半を占めている。

虐待の内容は、食事を与えなかったり、着替えさせないなどのネグレクト(育児放棄)が最も多く75件で、次いで身体的虐待が52件、心理的虐待が32件、その他が2件だった。虐待者は実母が123件で最も多く、次いで実父が64件だった。

161件の虐待のうち、前年からの継続が108件で、新規は53件。

市は増え続ける虐待の背景を分析するため昨年、虐待家庭の経済状況や親や児童の障害の有無などを調べ、43%が生活保護や市民税非課税などの低所得層で、虐待した母親の45%に知的障害や精神障害があることなどの結果を公表している。前年から継続するケースが多いのは、貧困や障害といった短期間での解決が困難な問題が背景にあるとみられる。件数の増加は、市民の関心や関係機関の意識の高まりにより、早期に通報されるケースが多くなっていることも一因となっている。