高田の積雪2m超 「3年豪雪」以来26年ぶり

新潟地方気象台によると、新潟県上越市高田の積雪は2012年2月10日午後4時時点で、208cmを記録した。高田の積雪が2mを超えるのは、1984~1986年(昭和59~61年)のいわゆる「3年豪雪」以来26年ぶりとなる。

3年豪雪の高田の最深積雪は84年が292cm、85年が298cm、86年が324cmだった。その後は、平成18年豪雪(2006年)の162cmが最深だった。

上越市本町3のアーケード
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上越市大手町にある気象庁の高田特別地域気象観測所
測候所

高田の市街地では雪に埋まって出られなくなった車も見られた
雪に埋まった車

冬型の気圧配置で、高田では連日雪が降り続いており、2月10日は日中も降りやまず午後4時までの24時間降雪量は30cmを記録した。

2月10日は朝から、市内の幹線道路が大渋滞し、日中も雪が振り続いたため除雪車の出動などによりさらに渋滞が続いた。

気象庁によると、2月11日朝にかけて寒気を伴った上空の気圧の谷が通過し、冬型の気圧配置が強まる見込み。雪は11日午後にはいったん小康状態になり、その後12日にかけて再び強まると予想されている。