脱原発のアピール採択 原水禁上越市民会議

原水爆禁止国民平和大行進(同実行委員会主催)が上越市入りし2011年6月15日、上越市役所駐車場で平和集会が開かれた。毎年この時期に行われているが、今年は東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故があり、脱原発社会の早期実現を盛り込んだアピールを採択した。

平和大行進は8月4~6日に広島で行われる「原水爆禁止2011年世界大会」へ集結する。上越市では市役所駐車場に労組関係者などからなる市民会議のメンバーら約50人が集まった。市民会議代表の小山芳元県議が「福島第一原発から空中や土壌、海中に放射性物質がばらまかれ、深刻さの度合いも強まっている。原発利権に群がった政・官・経・学の推進のツケが国民に大きくのしかかっている」と脱原発を訴えた。「原発を一刻も早く廃炉にし、自然エネルギーへの転換を図っていかなければならない」などとするアピールが採択された。

非核平和をアピールする街宣車を先頭に、市役所を出発し上越大通りなどを歩いた。

市役所駐車場で開かれた集会
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