妙高ゲレンデカレー選手権 サンアントンが1位

1位を獲得し、くいだおれ太郎から表彰される「サンアントン」の池田真理子さん
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2010年1月16日に妙高市の赤倉観光リゾートスキー場で行われた妙高スキー祭のイベント「妙高ゲレンデカレー選手権」で、杉ノ原スキー場の「レストラン サンアントン」が1位を獲得し、ゲストで審査委員長のくいだおれ太郎から表彰された。

ゲレンデの昼食には欠かせない妙高地区の味自慢カレー7店を一堂に集め、どのカレーが一番おいしいか決めるイベント。カレーに使うご飯は同市で生まれたカレー専用の「華麗米」を使用した。ゲレンデを訪れたスキー客に1皿100円で販売し、一番おいしかったカレーの投票箱にスプーンを入れて投票してもらった。

参加したのは池の平の「レストランしらかば」(トマトともち豚を3時間かけて煮込む)、赤倉温泉街のカレーショップ「真奈里」(手羽元入りの本格インドカレー)、赤倉温泉スキー場内の「ヨーデルロッヂ」(和牛とヨーグルト入り)、赤倉観光リゾートスキー場前の「ロッヂ ファミリア」(味にまちがいなし)、新赤倉の「ヴィラ・モンルポ」(野菜たっぷり)、赤倉観光リゾート内レストラン「めいぷる」(越後豚と長野産アンズを使用)、妙高杉ノ原スキー場内の「レストラン サンアントン」(たまねぎと国産豚肉を4時間以上煮込む)の計7店。

各店では限定100食を用意。参加者は100円玉を握り締め、一人で何店も回って味の違いを確かめていた。量を少なめにしてあるため、一人で7店全部のカレーを食べた人もいた。

審査委員長のくいだおれ太郎は迷った挙句、7店すべてに1票ずつ投票するパフォーマンスをみせた。

開票の結果、1位は妙高杉ノ原スキー場内の「レストラン サンアントン」が獲得した。

同店は1974年に開業。初代の池田富士子さん(73)は「カレーはヨーロッパで修行したコックから製法を習ったもので、開店以来変わらない味」だという。

くいだおれ太郎から表彰状を受け取った同店の池田真理子さんは「少し自信があったけどうれしい。今の味を落とさず、これからもおいしいカレーを提供したい」と話していた。