上越市の新ホームページの内容を検討してきた同市ホームページ再構築検討委員会（橋本明生浩委員長）の会合が2011年3月8日、下門前の教育プラザで開かれ、同14日の公開を前に最終的な検討を行った。
2011年3月8日に開かれた上越市のホームページ検討委員会
現在の同市のホームページは総ページ数約6500ページ。情報量は豊富だが、付属の検索機能を使っても目的の情報にたどりつけないなど使い勝手の悪さが課題だった。本年度、学識者や市民らからなる検討委を設置し、１３００万円をかけて業者に委託しリニューアル作業を行った。
新ホームページは専門的な知識のない職員でもページの作成や更新ができるＣＭＳ（コンテンツ管理システム）を導入。よく利用されそうな情報を「くらし・教育・安全」「健康・医療・福祉」など５つのカテゴリーに整理した。検索もグーグルのサービスを利用しており、精度が格段に向上した。
情報の入力は各課の職員が行い、公開の承認を広報対話課が行う。災害などの緊急事態のための緊急アカウントがあり、広報対話課を通さずに各課が公開できる仕組みも用意している。
検討委は昨年６月からこの日を含めて５回の検討を重ねてきた。橋本委員長は「非常によくできた。ＣＭＳは情報に一番近い職員が情報をアップロードできるので、これからどんどん良くなっていくと思う」と話した。
（江口）
