福島からの避難者16人上越で放射性物質検査

上越市春日山町3の上越保健所(県上越地域振興局)などで東京電力福島第1原発の事故で避難指示が出ている半径20km圏内にいた人を対象に、放射性物資が衣服や体に付着しているかどうかの確認検査が行われている。15日は16人が訪れ検査を受けた。(江口)

放射性物質の付着を確認する検査が行われた(2011年3月15日、上越保健所)
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検査を受けられるのは福島第1原発から半径20km圏内にいた人だけ。上越保健所のほか、新発田と長岡の地域振興局でも行われている。

検査は14日から始まり、上越では初日に5人分の衣服を調べた。15日には16人が訪れ、同保健所の医師を含む5人が1チームになり、被災者の口や鼻、手のひら、髪の毛、靴、ズボンのポケットなどをガイガー・ミュラー・サーベイメーターと呼ばれる装置をかざして放射線量を計測した。

15日正午前、前日の福島原発2号機の爆発直後に福島県南相馬市から車で逃げてきたというトラックドライバーの男性(42)と妻(39)、5~7歳の子ども4人の6人家族が検査を受けていた。男性は「3号機爆発のニュースを聞いて、もうだめだと思いとにかく車に乗った。西に向かいここまできて昨日は車の中で一泊した。新潟に知り合いもいないのでこれからどうしたらいいか分からないが、とりあえず放射線の検査の結果は全員大丈夫だったのでほっとした」と話していた。

検査の時間は午前9時~正午と午後1~5時。事前に連絡が必要。上越保健所025-524-6134。