プロ野球名球会が7月にやってくる!

プロ野球名球会とOBクラブが2011年7月30、31日の両日、上越市にやってくることが決まった。同市の市政40周年記念事業として、地元選抜チームとのドリームゲームや子供を対象とした野球教室などが行われる。上越地域では15年ぶり2回目の開催となる。

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 2011年3月26日夜、上越市内で開かれた上越市学童野球連盟の総会で、来賓の中野敏明教育長が「ビッグニュース」として村山秀幸市長のメッセージを読み上げ、初めて明らかになった。

村山市長のメッセージを読み上げる中野教育長

プロ野球名球会は昭和生まれのプロ野球選手とOBが対象で、日米通算の記録が投手は200勝または250セーブ、打者が2000本安打以上で会員になれる。現在は王貞治氏が会長で、会員数は50人。

昨年は全国14か所で開催された「ドリーム・ベースボール」は、宝くじの普及広報事業の一環。本年度は全国13か所で行われ、県内では上越市のみ。県、上越市、財団法人自治総合センターの三者による共催となる。

上越にやってくるのは名球会から8人、現役を引退した選手による全国野球振興会(OBクラブ)から16人の計24人だが、顔ぶれは決まっていない。会場は頸城区のくびき球場などを予定している。

日程は30日午後から名球会指導者クリニック(指導者講習会)、2日目の31日が地元選抜チームとのドリームゲームや野球教室、講演会、抽選会、アトラクションが行われる予定。入場は無料。

上越市野球協会の稲垣彰会長は「上越の子供たちのために、ぜひ成功させたい」と意気込んでいる。



15年前、新井市で開催


 プロ野球名球会が上越地域にやってきたのは1996年8月4日、新井市(現・妙高市)で行われたのが最初である。

同市総合公園野球場を会場に、400勝投手の金田正一氏の講演会、小・中学生400人が参加した野球教室、名球会メンバーと新井頸南代表による的当て競争、金田投手と新井頸南代表の対戦、名球会チームと新井頸南選抜チーム「はね馬ファイブ」との親善試合などが行われた。

参加した名球会メンバーは金田正一、張本勲、福本豊、高木守道、衣笠祥雄、北別府学など12人。

往年の大選手をひと目見ようと、市民ら約4000人が集まった。

プロ野球名球会
http://www.meikyukai.co.jp/

財団法人自治総合センター
http://www.jichi-sogo.jp/