和食の秘密に迫る映画「千年の一滴」 発酵イベント開催、監督も来場

発酵やだしの秘密を美しい映像とともに見せるドキュメンタリー映画「千年の一滴 だし しょうゆ」が、2016年3月19日から4月中旬まで、新潟県上越市本町6の高田世界館で上映される。映画上映に合わせ、3月19日(土)20日(日)の両日、トークセッションや発酵食品を味わえるイベントを開催する。3月27日(日)には柴田昌平監督が来場し、舞台挨拶を行う。

映画は、ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の「和食」の原点である「だし」や「発酵調味料」をテーマにした日仏合作のドキュメンタリー作品。第1章は昆布、かつお節などを使い、大自然のエッセンスを取り出した「だし」の秘密に迫る。第2章は、麹カビの神秘な世界を顕微鏡を駆使した美しいミクロ画像で見せてくれる。2014年度キネマ旬報ベストテン第2位(文化映画部門)。

同映画は、昨年8月に上越市柿崎区で開かれた柿崎映画祭で上映され、大好評を得た。

上映時間は高田世界館の公式サイト参照。

「千年の一滴 だし しょうゆ」予告編

映画公式サイト http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/

トークセッション1

3月19日(土)13:30~

「今こそ実感したい 和食の魅力・素晴らしさ」

パネリスト:伏木享(龍谷大学農学部食品栄養学科教授)
野口孝則(上越教育大学大学院学校教育研究科 食教育分野教授)
会場:高田世界館

トークセッション2

3月20日(日)13:30~

「発酵のまち×高田のまちのおもてなし」

パネリスト:小林元(㈱武蔵野酒造代表取締役社長 上越発酵食品研究会会長)
田中正人(高田ターミナルホテル代表取締役 高田おもてなしの会会長)
進 行:野口孝則 (上越教育大学大学院学校教育研究科 食教育分野教授)
会場:高田世界館

「発酵のまち×高田のまちを食べ歩き」

3月19日(土)20日(日)12:00~13:30

内容:おにぎり、みそ汁、粕汁、おぼろ汁などの食べ歩き
協力店:高田ターミナルホテル、杉田味噌、高橋豆腐店、高野醤油味噌醸造店、武蔵野酒造ほか
集合:町家交流館高田小町
料金:500円

発酵食品の販売

3月19日(土)20日(日)
会場:町家交流館高田小町

パネル展

3月19日(土)~ 4月15日(金)
会場:町家交流館高田小町

柴田昌平監督舞台挨拶

3月27日(日) 17:10からの上映後

柴田昌平監督(2016年8月23日柿崎映画祭で)
柴田昌平監督

○チケット
トークセッション付き映画鑑賞券
前売券:一般1500円/高校生以下800円
※当日券は各200円増
※トークセッションのみは500円