上越市30人、妙高市20人の計50人が感染 上越保健所管内で新たな集団感染確認

新潟県は2022年2月9日、上越市に住む30人と妙高市に住む20人の計50人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。中等症、重症ではない。県全体は620人。

県によると、新たに上越保健所管内の福祉施設関連で同日発表の14人を含む16人の集団感染が確認された。既存の集団感染としては同保健所管内の福祉施設関連で、同日発表の12人を含む61人が確認された。

南新町保育園、いたくら保育園で計3人が感染

上越市は9日、南新町保育園の園児1人と職員1人、いたくら保育園の職員1人の計3人が新たに感染したと発表した。南新町保育園は濃厚接触者を調査中。両園とも12日まで臨時休園し、14日から開園を予定している。

板倉小は3人、直江津東中は1人

上越市教育委員会は9日、板倉小に通う児童3人と直江津東中に通う生徒1人の計4人が新たに感染したと発表した。両校とも感染が広がらないことが確認されるまでの間、臨時休校となる。板倉小は放課後児童クラブも閉鎖する。

妙高市は園児1人の感染判明

妙高市によると9日、市内の保育園に通う園児1人が感染した。園児の同居家族の陽性が確認され、濃厚接触者として自宅待機していたが、発熱などの症状があり受診。PCR検査の結果、陽性が判明した。園内での感染拡大の可能性がないことから、休園はせず、園名は公表しない。