上越市の30歳が集合 大同窓会「三十会in上越」に160人参加

新潟県上越市出身または在住で本年度30歳になる人を集めた同窓会イベント「三十会(みとえかい)in上越 30歳の大同窓会」が2016年9月18日、上越市西城町3のデュオ・セレッソで開かれた。約160人が集まり、同級生同士で会話を弾ませたり、会食を楽しんだ。

会食を楽しむ参加者
20160918三十会同窓会タウンジャーナル

若者の出会いの場を提供して上越地域の人口増を図るほか、地元での就労者を増やそうと今年初めて実施した。1986年4月2日から1987年4月1日の間に生まれた上越市内在住者または上越市内出身者を対象に開催した。上越青年会議所が本年度30歳になる人に広く呼び掛け有志を募り、実行委員会(田中祥太委員長)を立ち上げて開催した。実行委によると、この日集まった参加者のうち、4分の1ほどが県外在住者だった。

一斉に乾杯
20160918三十会同窓会①

会に先立ち、城北中出身の池杉恵理奈さんが箏(そう)の演奏を披露。落ち着いたメロディの曲で会場の雰囲気を和やかにした。

上越青年会議所の大嶋賢一理事長は「皆さんが住みやすい上越を作り上げることが、地域の発展につながる。今日の会で、今までよりも上越について知ってもらいたい」とあいさつした。

大嶋理事長や村山秀幸上越市長らが鏡開きを行うと、会食がスタート。参加者は久しぶりに会う友人同士で会話を楽しんだり、初めて会う人と自己紹介をするなどしていた。会場には上越地域のゆるキャラも駆け付け、写真撮影に応じていた。

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卒業中学校単位での記念撮影や、上越にちなんだクイズ大会が行われ、参加者は交流を深めていた。

城北中出身の男性(29)は「久しぶりにみんなと会えてうれしい。見た目は当時から変わっている人が多いけど、中身はそれほど変わってなくて安心した。こうした同世代の人を集めるイベントは良い企画だと思う」と話していた。