上越市安塚区の「雪室」が全焼 市所有で改修工事中

2017年12月12日午後2時前、新潟県上越市安塚区樽田の「道の駅 雪のふるさとやすづか」にある雪中貯蔵庫で火災が発生し、鉄骨トタン葺き平屋建ての建物約438平方mを全焼して、午後2時55分に鎮火した。上越警察署によると、けが人はない。

煙を上げて燃える雪中貯蔵庫 kaji

現場は、国道403号線に面した道の駅内で、農産物などを販売する「雪だるま物産館」に隣接する雪中貯蔵庫。雪を利用して米や酒、野菜などを貯蔵するいわゆる「雪室」で、同署によると出火当時は複数の作業員が建物の中で溶接作業をしていたという。

この雪室は上越市が所有・管理しているもので、同市によると、今年9月から見学のための設備などを新設するための改修工事を行っており、貯蔵庫の中には雪や品物はなかったという。

物産館の従業員によると、貯蔵庫は炎と煙を上げて燃え、壁の一部が崩れ落ちた。

出火原因については、同署で捜査中。

現場の場所