上越市で新たに9人の感染確認 小学校や高校は臨時休校

新潟県は2021年2月26日、上越市で新たに10〜60代の男女9人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前日に同市が発表した小学生、中学生、高校生それぞれ1人が含まれている。感染者が確認された小学校、高校では臨時休校の措置が取られた。県は約200人以上にPCR検査を実施している。

学校対応などについて説明する上越市教委学校教育課長(右)ら
20210226-IMG_2552

県によると9人のうち7人が、これまで従業員や利用客ら多数の感染が確認されている同市仲町4の「CLUB L(クラブエル)」関連で、同店関連の感染者は20人になった。

小学生は上越教育大付属小の10代の女子児童。同校は26〜28日の3日間を休校としたほか、校舎内の消毒を実施。児童の該当学年と全教職員合計約100人にPCR検査を実施したという。

中学生は同市立中の10代の男子生徒で、26日に感染が発表された30代飲食店従業員の親族。市教委によると生徒は発症前から一定期間登校しておらず、濃厚接触者もいないことなどから、休校などの措置は取っていない。

高校生は県立高田商業高の10代女子生徒。同校は26日から臨時休校している。

市によると、小学生と高校生は学校外のサークル活動で感染した可能性が高いとしている。市立小中学校の児童生徒40人以上に対してPCR検査を実施した。

このほか、20〜60代の会社員や飲食店従業員ら男女6人の感染が確認された。

関連記事