濃厚接触者は入所者ら7人 社会福祉施設の90代女性

続報


新潟県は2020年9月1日、新型コロナウイルスの感染が8月31日に確認された上越市の福祉施設に入所する90代女性について、濃厚接触者は施設職員4人と入所者3人の計7人だったと発表した。1日にPCR検査を実施し、このうち職員4人の陰性が判明した。

県によると残る濃厚接触者で利用者3人の結果は2日以降に判明する予定。また、濃厚接触者には該当しないが、女性と接触のあったと思われる職員、入所者の計68人も同時に検査を実施。1日までに67人が検査し、2日以降に結果が判明する見通し。残りの1人は2日以降に検査を行うという。

女性は8月30日、38度を超す発熱やせき、たん、嘔吐の症状があり、一度は解熱したが、翌31日に再び発熱、嘔吐の症状があったため、医療機関を受診。抗原検査の結果、陽性と判明した。

当初、県立中央病院の集中治療室(ICU)で治療し、重症者とされたが、1日に感染症対応病棟に移った。1日現在、女性の容体は安定しているものの、解熱と発熱を繰り返している状態という。

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