土地権利者の個人情報記載書類を別の権利者に送付 上越地域振興局

新潟県は2021年10月17日、上越地域振興局農林振興部の県営ほ場整備事業で、土地権利者の個人情報が記載された書類を、別の権利者に誤って送付したと発表した。誤送付したのは各筆換地等明細書で、権利者1人の氏名、住所、所有する土地の地目、面積、清算金の一部が記載されていた。

同部によると、書類は10月初旬に送付。10月16日に上越市で開かれた同事業の換地についての集落説明会で、参加者の1人から「自分宛ての封筒にほかの権利者の書類が混入していた」という旨の指摘があり判明し、その場で書類を回収した。個人情報が流出した権利者は同会に参加していなかったため、翌17日に同部職員が訪問して謝罪した。

同部では「書類の確認作業は複数人でやっているが、チェックが甘かった。今後はより慎重に確認する」としている。