上越市板倉区で収穫前のイチジク600個盗まれる 被害額は約7万5千円相当

上越警察署は2021年9月26日、新潟県上越市板倉区のイチジク畑から収穫前のイチジク約600個(7万5000円相当)が盗まれたと発表した。畑の所有者の男性からの被害届を受理し、捜査している。

同署によると、盗まれたのは同区の農家の70代男性が自宅近くの畑で栽培していたイチジク。25日午前5時過ぎ、男性が収穫作業のため畑に行き、被害に気付いた。同日、被害届を提出した。24日の夕方に男性が確認した時には異常はなかった。

被害に遭ったイチジク畑
イチジク畑

男性によると、被害が分かった日に収穫予定だった「舛井ドーフィン」という品種のイチジクが盗まれた。畑は防風ネットで囲っているが、「どこからでも簡単に入れる状態」(男性)という。8月中旬にも約200個(2万円相当)が盗まれる被害に遭った。

男性は「降雪前にせん定し、雪消え後は毎日畑で手入れをして育ててきたのに、人の苦労も知らないで」と話していた。