上越、妙高で22人が感染 学校と福祉施設で新たな集団感染

新潟県は2022年2月2日、上越市の19人と、妙高市の3人の計22人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも重症、中等症ではない。県内全体は700人で、過去最多を更新した。

県によると、上越保健所管内の学校関連と福祉施設関連で、いずれも同日発表の3人を含む6人の新たな集団感染が確認された。

大町小と浦川原小が臨時休校

上越市は2日、大町小の児童4人と浦川原小の児童1人の計5人が新たに感染したと発表した。両校は感染が広がらないことが確認されるまでの間、臨時休校し、放課後児童クラブも閉鎖する。また、市立保育園の園児1人の感染も発表した。休園しないことから、園名は公表していない。

上教大の学生が感染

上越教育大学は2日、上越市在住の20代男子学生1人が感染したと発表した。男子学生は発熱の症状があったため1月30日に医療機関で検査を受け、1日に陽性が判明した。1月27日まで登校していたが、行動歴は確認されており、ほかの学生や教職員に感染拡大の恐れがないことから、大学の教育研究や運営などへの影響はない。