上越観光コンベンション協会は新潟県上越市の高田公園で開かれた「第37回上越蓮まつり」の入り込みが過去最多の24万4600人だったと発表した。北陸新幹線開業などで入り込みが初めて20万人を超えた昨年より約19%増加し、過去最高となった。
「東洋一」と称される高田公園のハスは、明治維新直後の高田藩の財政難を打開しようと、戸野目の大地主が植えたのが始まりとされ、毎夏外堀約19haに花を咲かせている。
今年の蓮まつりの会期は7月22日から8月16日までの26日間。昨年より会期を2日延ばした。
同協会によると、会期中は概ね好天に恵まれたことに加え、公園内でスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」を楽しむ人が多く訪れたことも入り込みを押し上げた。また長野、富山、東京、埼玉、神奈川などからの県外のマイカー客が多かった。高速道路や鉄道各社の駅、列車内でのポスターなどの掲出によるPRの効果もあったとしている。
年度 | 入り込み数 |
---|---|
2016 | 24万4600人 |
2015 | 20万5300人 |
2014 | 15万3400人 |
2013 | 14万2000人 |
2012 | 14万1000人 |
2011 | 12万2000人 |
2010 | 14万3000人 |