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初の大学入学共通テスト始まる 上越市内は大雪の混乱なく

2か月前

31年続いた大学入試センター試験に代わり、今年初めて導入された「大学入学共通テスト」が2021年1月16日、全国各地で始まった。新潟県上越市では、上越教育大と県立看護大の2会場で実施。3連休の大雪による交通障害が懸念されたが、前日までの除雪準備のかいもあり鉄道や専用バスは予定通り運行し、両会場とも大きなトラブルはなく初日がスタートした。

臨時バスから会場に向かう受験生。新型コロナ対策で高校教諭らによる激励は見られなかった(上越教育大、16日午前8時過ぎ)
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全国の志願者数は、前年より2万2454人少ない53万5245人。上越市内では、上教大会場に572人、看護大会場に311人の計883人が志願した。

上教大会場では、冷たい雨が降りしきる中、試験開始の1時間以上前から次々に臨時バスや自家用車が到着した。例年は会場入口に高校教諭や塾講師らが駆けつけ、受験生を激励して送り出す光景が広がるが、今年は新型コロナウイルス感染対策で受験生以外の大学構内への立ち入りを禁止。生徒たちは緊張した面持ちで黙々と会場に向かって歩いていた。

高田北城高の女子生徒2人組は「新井から来たので、こっちの雪の状況が分からず早めに出たけど、そこまで道路に雪がなくスムーズに来られて良かった」「力を出せるように頑張りたい」と話した。

高田高生の子供を送り届けた40代の母親は、「コロナもあるので、なるべく温かい料理を作って健康面をサポートし、体調を崩さず今日までこれた。先週の大雪で休校になり、最後の追い込みができず不安はあるが、頑張ってほしい」と語った。

新型コロナ感染防止のため、会場内では各試験室前や受付に手指消毒液を置き、試験室の監督者の前にアクリル板を設置するなどの対策を取った。

上教大では、監督者と受験生の距離が2m以上取れない教室ではアクリル板を設置した
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16日は地理歴史と公民、国語、外国語、英語のリスニングが行われ、2日目の17日は理科と数学が実施される。