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高田城址公園南堀にハクチョウ100羽 記録的大雪で餌求め飛来増

1か月前

新潟県上越市の高田城址公園の南堀に今年、例年より多くのハクチョウが飛来している。晴れ間も見えた2021年1月28日には約100羽が確認された。記録的大雪で田んぼで餌がとれないため、水辺の堀に集まったと考えられる。

高田城址公園南堀に飛来しているハクチョウ(2021年1月28日撮影)
高田城址公園ハクチョウ

高田城址公園の外堀では毎年、ハクチョウの飛来が確認されているが、数羽から多くても30羽程度。姿が見られるのも、朝だけや午前中数時間など短時間に限られた。

ところが今年は、3連休の大雪の後、南堀に飛来数が急増。数十羽ずつの群れが点在し、堀に積もった雪の上で羽を休めたり、餌をついばもうと頻繁に頭を水中深く突っ込んだりする姿が1日中確認できる。「コォーコォー」という甲高い鳴き声も、あちこちで響き渡る。

堀に積もった雪の上で羽を休めるハクチョウ
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高田城址公園オーレンプラザの職員、馬場正志さんは「(28日に)大雪後初めて南堀を1周して数を数えたら100羽いた。仕事を終えて帰る時も姿が見えるので、ずっといるようだ」と話す。

大雪直後は積雪や除雪による雪壁に阻まれ、ハクチョウの姿は堀の外からなかなか見えなかったが、排雪や歩道除雪が進み、その姿が見学できるようになった。通りがかった人は数の多さに驚きながら、写真を撮ったり、羽を休める姿を眺めたりしている。

日本野鳥の会会員で市立八千浦中校長の勝俣将明さんによると、例年ハクチョウは昼間は田んぼで餌をついばんでいるが、今年は大雪で田んぼが雪に覆われているので、餌があり飛び立つ時の滑走路が十分にある広い水辺に集まってくるという。

勝俣さんは「田んぼに行っても餌はなく、お堀は天敵に襲われる心配もないので、ねぐらと餌場が同じになり、ずっといるのだろう」と話していた。関川河口にもハクチョウの飛来しているという。

高田城址公園南堀