上越地方に黄砂飛来か 4月6日朝フロントガラスに積もる

2019年4月5日〜6日にかけて、日本各地で黄砂が観測された。6日は西日本を中心に黄砂が観測され、新潟県上越市でも朝方、屋外に駐車した車のフロントガラスに黄色い砂のようなものが積もり、遠くの景色がかすんだ。

ワイパー部分に堆積した黄砂とみられる粒子 黄砂2

新潟地方気象台は4日、黄砂に関する気象情報を今年初めて発表した。5日午後から6日にかけて黄砂の飛散が予想され、視界が悪くなる恐れがあるとして注意を呼び掛けていた。

5日午後には盛岡で、6日は中国、四国、近畿など西日本各地で黄砂が観測された。上越市は黄砂が飛来したとみられるが、新潟市にある新潟地方気象台では、黄砂は観測されていない(6日午後1時30分現在)。

黄砂は、春になって中国大陸が乾燥し、風で舞い上げられた砂塵が、偏西風に乗って運ばれてくる現象。日本国内では3〜5月に観測されることが多く、気象台が目視で観測している。6日は西高東低の気圧配置になり、北から西よりの風が強まっていた。

黄砂の飛散は6日夜には収まる見込み。

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