レジにビニールカーテン導入 セブン−イレブン上越下稲塚店など 会計時の飛沫感染防ぐ

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため新潟県上越市のコンビニエンスストアでもレジカウンターに透明のビニールカーテンを仕切りとして設置するなどの取り組みが行われている。店員と客がビニールカーテン越しに会計や商品受け渡しなどを行い、会計時の飛沫感染予防に取り組む。

不特定多数が利用するコンビニ、スーパーやドラッグストアなどでは、会計を待つ客に対し、他者と一定の距離を保つよう、店内掲示や床に立ち位置を表示するなどし、客同士の密着を防ぐ呼びかけを行う店舗が増えている。ビニールカーテン設置は会計時での飛沫感染を防ぐための試みの一つだ。

セブン−イレブン上越下稲塚店ではレジカウンターにビニールカーテンを設置
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上越市下稲塚のセブン―イレブン上越下稲塚店では2020年4月13日にビニールカーテンを導入。経営する板倉区、三和区の店舗にも設置した。ビニールカーテンはホームセンターで購入したという横130cm、長さ150cmのもの。店内のレジ2台が置かれるカウンターの天井部分に取り付け、店員と客はビニール越しにやり取りする。ビニールカーテンは大人の胸下あたりの長さで、手元は空く仕様だ。

同店では「(お客には)とにかく少しでも安心して買い物をしてもらいたい。従業員やその家族も不安はある。その不安を少しでも取り除くことができるのではないか」。カーテン設置のほか、床の立ち位置表示もすでに導入済み。感染を防ぐために「工夫をしながらやれることはやっていく」と話している。