上越地域の酒店11店舗がタッグ 「鮎正宗 シダーカスク」発売へ

新潟県上越・妙高地域の酒店11店が共同運営する「酒らぼ」は2015年7月11日、妙高市の鮎正宗酒造とコラボレーションした日本酒「鮎正宗 シダーカスク」を発売する。720ml入りで1600円。400本限定。

限定販売する「鮎正宗 シダーカスク」
20150703日本酒シダーカスク ビンS

「酒らぼ」は20~60代の酒店店主が集まり、2010年に立ち上げた任意団体。酒に関する情報交換や勉強会、酒蔵見学などを行ってきたが、このほど、地域を盛り上げる新商品の開発をスタートさせ、同酒が誕生した。

「酒らぼ」が同酒造に協力依頼し製造、販売する。杉樽で純米酒を数週間寝かせた樽酒で、昔からある樽酒のイメージを再定義するために「シダーカスク」と名付けた。鮎正宗が持つ優しく甘みある味わいに、さわやかさを感じる木の香りが付き、すっきりと味わえる商品に仕上がった。暑い日に冷酒で飲むのがお薦めだとか。

スタイリッシュな印象のラベルは、「酒らぼ」に加盟する一番の若手で三上酒店(上越市東城町3)店主の三上雄一郎さん(28)が手がけた。「日本酒を知らない若い世代から手にとってもらいたい。ラベルを見て味のイメージやニュアンスが伝われば」と話す。

「酒らぼ」事務局のほていや酒店(西城町2)店主の飯島達徳さん(33)は、「木の香り、爽やかな味わいを楽しんで。限定商品なので購入はお早めに」と話している。

詳細や販売店は、酒らぼウェブサイト (http://sakelab.net/) へ。