陸自高田駐屯地が観桜会でパレード 隊員163人、車両26台整然と

新潟県上越市の陸上自衛隊高田駐屯地は2019年4月6日、同市の高田公園で開催中の高田城百万人観桜会でパレードを行った。隊員163人と車両26台が、公園西堀交差点から公園中央交差点までの「司令部通り」を整然と列をなし進んだ。

引き締まった表情で観閲台の前を進む隊員たち
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パレードは、観桜会を盛り上げようと同市自衛隊協力会などの協力団体が、観桜会を主催する上越市などに要望して実施している。2013年以降、熊本地震に伴う災害派遣のため中止となった16年を除いて毎年行われており今回で6回目。

音楽隊がパレードを先導した
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この日は高田と新発田駐屯地の合同音楽隊の先導で、小銃を携えた第2普通科連隊の防衛部隊の隊員や、第5施設群の災害派遣部隊のボート積載車、工作車、重レッカー車などの車両が列をなし「司令部通り」の約500mをパレードした。

沿道には、約7500人(高田駐屯地発表)が詰めかけ、隊列や車両を写真に撮るなどして見物。統率が取れ、きりりとしたパレードに、最後は大きな拍手が送られた。

普段見られない特殊車両も列をなした
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十日町市から観桜会に訪れた男性(69)は「観桜会に来るのは3回目だが、陸上自衛隊のパレードがあるとは知らず、見るのは初めて。こういうのも面白くていいのでは」と話していた。