上越市の陸上自衛隊高田駐屯地5月26日に一般公開 「創設74周年記念行事」

新潟県上越市南城町3の陸上自衛隊高田駐屯地は2024年5月26日、同駐屯地を会場に「創設74周年記念行事」を開く。駐屯地を一般開放し、記念式典や模擬戦闘訓練を公開するほか、車両の体験乗車や地元高校生らが出演するステージイベントなどを行う。入場無料。

創立74周年記念行事のちらし

同駐屯地は1950年11月に陸上自衛隊の前身、警察予備隊発足とともに、同地に第4連隊を編成して以来、部隊の移駐、改編、廃止を経て、今年で創設74周年を迎えた。コロナ禍は周年記念行事の中止や規模縮小もあり、一般公開は昨年再開。久しぶりの実施に開門前には入場を待つ市民らで長蛇の列ができるなどし、約5000人が来場した。

一般開放される陸上自衛隊高田駐屯地

当日は午前9時に開門し、午前10時〜同11時15分に記念式典、同11時15分〜同11時50分に模擬戦闘訓練が公開される予定。一般観覧席も設けられるが数に限りがある。午後0時30分からは車両体験試乗や装備品も展示される。相馬原駐屯地の第12音楽隊と高田駐屯地音楽クラブの合同演奏もある。ステージイベントも行われ、上越市出身のアーティスト、BiGBENさん、県立高田高校軽音楽同好会と同上越総合技術高校軽音楽部などが出演する予定。

会場には駐車場がないため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。問い合わせは高田駐屯地司令業務室広報班025-523-5117(内線206)。