食べ物や動物、乗り物などの立体消しゴム2000個が並ぶ「けしごむてん」が2024年5月19日まで、新潟県上越市新光町1の上越文化会館で開かれている。本物そっくりの消しゴムで作ったお菓子の家や、動物園のジオラマなど展示もユニークで、12日からは週末限定でつかみ取りなどのイベントもある。
同館に訪れる機会が少ない子供たちにも足を運んでもらおうと2022年に初開催し、好評を受け2年ぶりに企画された。プラスチック文具を製造販売するイワコー(埼玉県)の製品「おもしろ消しゴム」から1000種類近くを集めた。
会場の1階サロンの壁には、2〜5cmほどのサイズの食べ物や動物、恐竜、乗り物、日用品など一つ一つを小さな額に入れて紹介している。ケーキやクッキー、マドレーヌなどのスイーツを貼り合わせたお菓子の家や、木に上るコアラや草を食べるウシなどを並べた動物園のジオラマのほか、消しゴムを商品に見立てたミニチュアのパン店、すし店、青果店などもある。
初日の11日には家族連れが多く訪れ、細かな作りに「本物みたい」「集めたくなる」などと話しながら見入っていた。市立大和小2年の女児(7)は「たくさんあって楽しかった。お菓子の家がかわいい」と笑顔だった。
入場無料。時間は午前9時から午後5時まで。
つかみどりなど週末限定イベントも
週末にはイベントもあり、12日午後1時からは高校生以下を対象に、1回100円のつかみどりを行う。先着300人限定で、当日正午からロビーで整理券を配布する。
18、19日には好きな消しゴムを7個を選んでオリジナルケースにつめられる「けしごむばいきんぐ」や、消しゴムを飾りつける時計作りなどのワークショップもある。
問い合わせは同館025-522-8800。