上越市の金谷山スキー場で今シーズンの安全祈願祭 1月12日オープン予定

新潟県上越市の金谷山スキー場のオープンに先立ち2023年12月18日、スキー場近くの対米館で安全祈願祭が行われた。今シーズンの営業は来年1月12日〜3月10日の予定。地元町内会長やスキー場関係者約20人が集まり、シーズン中の無事故などを願った。

対米館で行われた安全祈願祭

「日本スキー発祥の地」として知られ、市街地からのアクセスの良さが人気のスキー場。初心者から上級者までが楽しめる3コースのほか、練習用のゲレンデ、ソリや雪遊び専用のスノーパークがあり、幅広い世代から親しまれている。

昨シーズンは雪不足で当初の予定より3週間近く延期して2月1日にオープン。2月28日までの26日間の営業で、1984人がリフトを利用した。

雪が降る中、神事が執り行われた

同市高田で前日の17日に今冬初の積雪を記録し、この日も朝から雪が降る中、神事が執り行われた。対米館社長で金谷山スキー場安全対策連絡協議会の星野健会長によると、今シーズンのオープンに向け、くぼみがあり滑りづらくなっていた白旗山コース上部を整地。利用者の安全や期間中のにぎわいを祈願した。

星野会長は「新型コロナも5類になったので、気軽に“ちょいスキー”を楽しみに来てもらえれば」。今冬の暖冬少雪予報に「昨シーズンは1か月も営業できなかったので、それなりに雪が降ってほしい」と話していた。

雪が積もるゲレンデ(18日午前11時30分過ぎ)

ゲレンデは積雪70cm以上、圧雪30cm以上で危険箇所がないことが滑走の目安となる。営業予定期間中の2月3、4日の2日間にはレルヒ祭が開かれる。

リフト券は子供1回160円、 高校生以上1回210円。スキーこどもの日(第3日曜)は小学生無料、土曜は「こどもの日パスポート」を提示すると市内の小中学生が無料になる。リフトの営業時間は午前9時~午後4時30分。

積雪の状況で営業期間が変更になる場合があり、市の観光情報サイト「上越観光ナビ」で確認できる。

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